清原和博被告、有罪判決 で思うこと。
昔、堺さんの付き人をしていた頃、
田代まさしさんには、個人的にも大変お世話になりました。
特に堺さんが、徳光さんや田代さんと、歌番組の司会をしていた時は生放送だったので、毎週の様にお会いしてました。
時々ですが、
「近藤、これやるよ!」と、当時R&B系の私服ファッションに身をつつんでいた田代さんから、デニムパンツを頂いたり、シャツを頂いたりしました。
ボクがミスをして堺さんに叱られていると「お前ホント、タイミング悪いヤツだな!」と、田代さんがフォローしてくれたり。
田代さんはとても周りに気を使う方なので、堺さんのスタッフの一人として、オレにも気を使ってくれていたのですが、とても面倒見のよい、アニキのような存在でした。
そんな田代さんが、薬物で捕まった報道された時、
「どうして田代さんが?」と、耳を疑いました。
豹変した姿を見て、
「薬ってマジで怖いな!」と思ったのは、オレだけじゃないと思います。
もっと近くで常に一緒にいた、田代さんのマネージャーさんや、付き人の"ぴんぽんず"は、どんな気持ちだったんだろう…。
話しは変わりますが、
娘がこの春まで通っていた、区立の小学校では、
「薬物のキケン」について、5年生から強制的に学ばされていました。
「どうして薬物をやってはいけないいのか?」
「薬物を1度でもやると、どうして止めることが出来なくなってしまうのか?」
「薬物をやると、人はどうなってしまうのか?」
「薬物に手を出してしまった人は、"イケない"と知りつつ、ナゼ始めてしまったのか?」
「実際に、どんな薬物が出回っているのか?」
などなど……。
このプログラムには親も参加できる日があるのですが、参加してみてビックリ!
講師には、元警察官、薬物防止を行うNPOの方。
実際に薬物に手を染めてしまい、収監され、出所後にリハビリで更生した方も…!!
普段は知る事のない、薬物の現場の生の声、実態を、子供達は見て聞くんです。
それこそ、○○ダルクから来た…という方もいました。
(ダルクでリハビリをし、指導者になった方。現在も後遺症と闘うリハビリ中の方も、講師に来た時もありました)
元警察官やNPOの方からは、どんな種類の薬物が出回っているのか? を、押収した写真を見せられます。
どんな所で入手でき、それを取り締まり、どんな罪になり、自分だけでなく、家族はどうなってしまうのか…なども説明されます。
そしてその後には、
実際に薬物に手を染めてしまい、
捕まって収監され、罪を言い渡され、友達を無くし、家族に迷惑をかけ、自分自身は大変なリハビリを行い、今も後遺症や依存症と闘っている方が、
薬物の怖さについて、子供達の前で話をするのです。
子供達は、目を見開き、聞き入っています。
うん。
話す人を見て、オレだって怖いな! と思うからね。
「更生した」という方でも、明らかに、「目つき」や「話し方」が普通の人とは違う。
中には、ろれつが回らない人や、よだれが時々出てしまう方もいる。
「薬物に手を染めてしまうと、人はこんな風に"廃人"となってしまうのだ!」と、子供たちは、薬物患者を目の前にし、薬物の怖さを学ぶのです。
「最初に断る勇気」が、とても重要だと、何度も言い聞かされます。
「どうして「やっちゃイケない!」って知ってるのに、薬物をするの?」と、娘は信じられない気持ちで、連日のTVの報道を見ています。
一般の人や、芸能人ばかりでなく、選挙で当選した議員もいたり…。
特に今回の清原被告は、「男気じゃんけん」で、子供達からも人気があった人だからね。
親としては、複雑な気持ちです。
でも、清原と同世代のオレとしては、なんとか更生して欲しいな! という気持ちも。
元々は、トップアスリートだからね。
目標を定め、自分を追い込む精神力は、一般のオレなんかじゃぁ想像できない精神の持ち主だと思うんだ。
今はそう信じ、期待したい。
もしも仲の良い友達から「薬」を誘われた時。
先輩などから、強引に誘われた時。
その時に娘は、「断る勇気」を持ち続けているだろうか?
家族のコミュニケーションも、とても大切だね。
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コメント
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同感
投稿: さやちゃん | 2016年6月 1日 (水) 12:19