先日、「水上バイク免許 に挑戦します!」と、宣言をさせて頂きました。
(その記事はコチラ)
その後、「水上バイク免許はそんなに気合い入れるほど、難しくないよ!」と、既に取得されている知人達から、励まし(からかい?)の、温かいお言葉をたくさん頂きました!
ホントはね。
GWが明けてから取ろうかなー! なんて思っていたのですが、
「若しかしたらGW中に、(失効している)2級のボート免許があった方が良いかも?」と、諸事情あって、もっと早い日程で取るコトにしたのです。
(※免許が失効していても、①失効講習を受ける ②1級にステップUPする ③水上バイク免許を取る のいづれかで、ボート免許が復活するのです)
「んーー。ソコは仕事が忙しいピークなんですけど…。 でも他にスケジュールの合うトコロは無いですもんねぇ?」
ヤマハボート免許センターのオペレーターが示した日程は、ボクのスケジュールが、「原稿の締め切り日」と、なんともなタイミングでもあったのです。
『はい。GW前に となると、そうですねぇ…』と、オペレーター。
「んー。土曜にヤマハの講習で、翌日が国家試験か…」。
ヤマハのボート免許のスケジュール表を見ると、
「水上バイク免許コース」のバアイは、
【講習の翌日が「国家試験」】という日程は、案外多かったりもするので、通常であればムリな日程ではないとは思うのです。
『講習日の翌日が「国家試験」の場合は、事前に送付するテキストや問題集で、できたら少しでも予習される事をお薦めしていますが、このスケジュールでのお申込みで宜しいですか?』とオペレーター。
「ハイ。もうその日しかないんで、その日でお願いします!」とボク。
「前倒しで仕事を進めちゃって、水曜の夜中に締め切りも終わらせてしまえば、木・金で予習が出来るか!」と、
見切り発車をしてしまったのですが、
結果的に、水曜になっても仕事は全然終わらず、その後2日間も半徹夜状態で締め切りを終え、試験勉強までもが、パツパツになってしまったのです。。。。
ホラ。
「事前に予習をしておくように!」と、テキストや問題集と一緒に手紙が入っていたでしょ!

オマケに、ヤマハのマリン担当の方から
『スパ太郎さん。問題集はちゃんとやらないと、落ちますよ!(笑)』と、脅迫じみたTelが…!!
「そ、そうなんですか! 仕事が忙しくて、まだぜんぜん勉強してないです…」と、焦るボク。
電話を切ると、
「そうか。そうだったよな…」と、あの時を思い出したボク。
そう。
それは、以前InterFMでパーソナリティを担当していたラジオ番組の企画。
「番組のみんなで、2級のボート免許を取ろう~!」というのがあったのです。
企画に乗ったのは、ボクに、パーソナリティ相方の綾乃。そしてプロデューサー。
この時は、ヤマハの講習日から国家試験までの間に、「2週間ぐらいの"ゆとり"があった」と記憶していますが、
「問題集を全部やった!」という、ボクと綾乃は合格し、
問題集やっていなかったプロデューサーだけ、試験に不合格…となってしまったのです。
(プロデューサーに対して、口に出しては言えなかったものの、ボクと綾乃は「そりゃ問題集やらなきゃ、落ちちゃうよね!」と、言い合ってました。)
その後、プロデューサーも問題集を一通りやって、再試験に臨んで合格!
プロデューサーが合格までの間、
番組会議で感じる"不穏な空気"は一気に消え去り、番組としても、皆でボートを借りてマリンレジャーを満喫して、企画も成立したのです。。。。
そんな当時の記憶も甦り、
締め切り物がようやく終わった金曜日の午後から、水上バイクの問題集に取り掛かったのです!!
水上バイク免許の国家試験の内容は、大きく3つ。
(「特殊小型船舶操縦士免許」が正式名称です)
①身体検査
(現在、右目の視力が若年性白内障で殆ど無いモノの「一眼の視力が0.5未満の場合は、他眼の視野が左右150度以上、かつ視力が0.5以上であること」とあるので、大丈夫そうだね。)
②実技試験
(コレは、ロープワークや陸上で水上バイクを使って発航前の点検が的確に行えるかの試験。それと、水上バイクを操縦する試験。 まっコレはヤマハの講習で教えて貰えるので、コレも大丈夫そう!)
③学科試験
(やっぱり問題はコレだな!)
(モチロン、ヤマハの講習で試験に出るポイントや、免許取得後にも必要な事項などは教えて貰えるのですが、法律や規則など覚えなきゃならないコトも多く、覚えの悪いボクは、少しでも前もって勉強するっきゃないナ!)
(※実際の試験の順番は、身体検査→学科→実技 です)
「よーし。明日の講習までに、ドコまで進められるかな…」
こうなると、もう時間との勝負だね!
"漁ろう"とか、"錨泊中"とか、"出岩石"とか、海のない"埼玉県育ち"のボクには、聞きなれない専門用語が多いのですが、
免許が失効しているとは言え、2級船舶免許は持っているボク。
「あぁ~。昔やったなぁー」と、思いだして来だぞ!
とりあえず、一度間違えた問題には印を付けて、付箋も貼っておく!
トコロが…だよ!
この歳で半徹夜状態がこうも続いていると、
ある瞬間を堺に、
バッテリーが切れたロボットのように、思考回路が「ピタッ!」 と、止まってしまうコトを経験しました。
うぅ~。眠いぃ~!!
もうダメだァ…!!
1時間半ほど仮眠を取り、また勉強再会!
「でもこの問題集、いったい何ページあるんだ!?」
全部で116ページもあり、国家試験に実際に出た問題が597問も集められている。
①「操縦者の心得及び遵守事項」
②「交通の方法」
③「運航」
と、大きく3つあるのですが、
ちょうど半分の「交通の方法」までが終わった土曜の深夜(明け方?)に、体力的にも頭脳的にもまたもや、バッテリー切れとなり、再びベッドへ倒れ込む…。
仮眠後に、ガバッ!と起きて、身支度をしていると、
あれ? 分からないトコロが随分とあるな!
と、付箋だらけ。。。
まっ、今日のヤマハの講習で教えてもらおう~!
そして講習会場で、ヤマハの講師から説明をされて、ボクは愕然!!
「ええぇーーーっ? そ、そ、そうだったの???」
明け方まで、睡魔と闘いながら、あれだけ頑張って勉強した「操縦者の心得及び遵守事項」と「交通の方法」の2つ。
この2つは、2級免許を持ってるボクは、「免除」だそうで、学科試験に出るのは、まったく予習が出来ていない「運航」だけなんだって!!!!!
「えぇぇぇっ! ソレを先に知りたかったっす…」
『事前に送られている、書類に書いてあるハズですよ!』
「えぇっ!?」
あっ!ホントだ!!!
書類もちゃんと読む時間もなく、事前準備がまったくできていない自分を深く反省した次第です。。。。。
『まだ予習をしていない方も、今日の講習で、出題されるポイントも教えますから、今夜問題集を頑張ってやってみて下さいね!』
『ハイ。では、1級、2級をお持ちの方でも、免許を取ったら"知らないと困るコト"ですから、「操縦者の心得及び遵守事項」と「交通の方法」も、他の皆さんと一緒に勉強していきましょう~!!』
と、学科講習が始まった。
試験には出ないのの、ヤマハの先生のお蔭で、
忘れていた法規やルールも、付箋を貼った間違え箇所も、バッチリと解決。
でも、今回一番学んだコトは、、、、
「大事な試験の前には"ゆとり"を持つことの大切さ」でした

[水上バイク免許への道…③] へTo be continued…
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