日本でも"殺人ダニ"? オレはロシアでダニを見たヨ!
ダニが媒介する、新種の感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」。
昨日からの報道では、まだ詳細がわからない様で、アウトドア大好きなオレとしては、注意深く見守っています。。。
"殺人ダニ"と聞くと、ロシアンラリーに出場した時の事を思い出す!
「ロシア脳炎ダニ」だ!!
(※今回報道されているSFTSとは、違う種類の感染症です)
1999年~3年連続でロシアンラリー二輪部門に出場しました!
雑誌ライトニングに寄稿!
走ってるのは、オレです(カメラマンは熊本の東さん!)
SFTSダニの場合、発症した場合の致死率12%
と報道されていたけど、
「ロシア脳炎ダニ」の場合は、致死率30%と極めて高い!!
日本では知られていないけど、
この「脳炎ダニ」は、世界中で6,000件~10,000人が発症しているそうだよ!
ラリーのオフィシャルブリーフィングでも、
「ロシアには脳炎ダニがいる。地面には絶対に寝ころばない様に!」
と、参加者&スタッフに、お達しが、発せられました。
トコロが!
ある日、ホテル代わりにもなっている、フェリーの中に開設された、医療室に「中川先生~」と、遊びに行くと、
医療スタッフみんなが慌ただしい雰囲気。
ナント。
ダニに噛まれた人がいて、正に治療の最中!
ウオッカで良い感じに酔っぱらってたオレは、ビックリ!!
だってね。
ダニが皮膚の奥に入ってしまい、アゴでガッチリ喰いついているんだよ。
(ダニはイメージよりも大きく、肉眼でも良く見える大きさ。コレにもビックリ。)
手で引っ張っても出てこない。
(むしろ引っ張ってちぎれちゃうと、かえって面倒なことになるそうな…)
縫い針と糸で、ダニの頭の部分に刺し通して、引っ張って取り出していました。。。。
(うわぁ、痛そう…!)
酔っぱらっていた上に、随分昔の事なので、記憶が飛んでるんだけど、、、、、
腿の裏側とか、腕の裏側とか、皮膚の軟らかい部分だった気がします。
参加者じゃなく、スタッフだったかなぁ…
でも、
上記の致死率ってのは、
脳炎に感染しているダニに刺された場合の…だからね。
でも、これからは日本の草むらも気を付けないと…だね。
脳炎ダニの場合は、ワクチン接種ができるんだけど、
SFTSには有効なワクチンがないそうで、噛まれない様に防止するしか対応はなさそう…。
・長袖、長ズボン、帽子などで、肌を露出しない。
・アウトドアから帰ったら、噛まれてないか、全身をチェック!
今後は、こんな事が必要そうだね。。。。
国立感染症研究所
脳炎ダニ情報はコチラ
« まかない ほりの のランチ。鯖の塩焼き! | トップページ | 超リアル。映画「ゼロ・ダーク・サーティ」を観たよ! »
「アウトドア&自然」カテゴリの記事
- 【イーハトーブトライアル 寄稿のおしらせ】「アンダー400」 に寄稿させて頂きました!(2018.10.08)
- 今年も、岩手の 「出光 イーハトーブトライアル大会」楽しかったー! お会いした皆様、ありがとうございました!(2018.08.31)
- 今日は5月5日なのか…。 家にこもりっぱなりのGW.植物の成長の早さに、オドろいた!(2018.05.05)
- またまた 『「イーハトーブトライアル」に連れて行こう~!』が、更新されていまーす!(2017.03.08)
- 【お知らせ】『モデルの紗喜花を「出光・イーハトーブトライアル」に連れて行こう~!』が、更新されています!(2017.02.09)
« まかない ほりの のランチ。鯖の塩焼き! | トップページ | 超リアル。映画「ゼロ・ダーク・サーティ」を観たよ! »
コメント