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2011年6月 8日 (水)

「危険は未然に防ぐしかない!」 オートバイを愛するジャーナリストの死亡事故で改めて思うこと

一昨日、「ライダースクラブ」という、オートバイ専門誌の編集長、竹田津敏信さんが、
撮影中に車と衝突し、亡くなったそうです。

竹田津さんは、対向乗用車と衝突。
詳細はわかりませんが、首などを強く打ったそうです。

竹田津さんとは、イベントなどでも時々お会いしていただけに、とても残念です。

39歳という若さで亡くなった事もしかり、
ジャーナリストが撮影中に亡くなった…という事にも、ボクとしては、色々と考える所がありました。

 

奇しくもボクは昨日、自転車で都内を走行中に、
軽の営業車のドライバーに、嫌がらせを繰り返された挙句、故意にぶつけられる…という事案が発生しました。

=状況説明=
・通勤時間帯でもある朝8:50頃
・車道、歩道には、自転車通勤者とても多く走行
・自転車達は、渋滞中のクルマとの抜きつ、抜かれつを繰り返し…

ココまでは、通勤時間帯には良く見られる光景ですよね。
ですが、、、、

・車道を走行中の自転車達を邪魔と思ったのか、軽の営業車のドライバーが、抜きつ、抜かれつの度に、クラクションや怒鳴り声を上げて、自転車達を威嚇!
(自転車達は、交通ルールを守って走行しています)
(ドライバーは時々、グイッ!と自転車に幅寄せをし、走行を邪魔するなどを繰り返していました)

かなりキケンな行為ですよね
その後、この軽の営業車は、、、、

・大きな交差点の自転車横断帯を渡るボクに、右後方より来て後ろから激突!
・ドライバーは歩道上に車を止めた状態でクルマから降り、怒鳴り声を上げながらコチラへ…

 

状況から、ドライバーは故意に、ボクにぶつかって来たとしか考えられません

ナゼ、オレなの…?
それまでに、威嚇されていた自転車は他の方達でした。

おそらく自転車なら、誰でも良かったのでは?

ボクは、右肩と右脚がクルマと接触し、跳ね飛ばされ、右すねを強打し出血しました

怪我をしたボクに、なおも怒鳴りながら詰め寄り、威嚇するドライバー(オジサン)。
オジサンの普通ではない様子に、ボクは恐怖を感じました。。。



その後の状況ですが、、、、
ボクは久しぶりにブチ切れました!

クルマで体当たりして来る危険な行為、こっちはルールを守って走ってるのに、なんで怒られなきゃならないの!??

でもコレは、事故というよりも、事件ですよね。

 

このドライバーは、
車道を走る自転車達を、邪魔だ! と、思っている様です。

でも、自転車は、車道を走る事が義務づけられている事は、なんとなく、知ってはいる様でした。

交通ルールを守って走行している自転車達なのにナゼ???
 

道路を利用する全ての人達(人、自転車、バイク、クルマなどなど)は、交通ルールを守る事はモチロンの事ですが、それ以上に、相手を思いやる気持ちが、大切ではなでしょうか?

補助輪が取れたばかりの娘と、住宅街を走っていても、
もの凄いスピードで、娘とスレスレにすれ違うクルマに、何度も「ヒヤッ!」っとします!

 

 

自転車事情の先進国、オランダでは、
危険な道路では、自転車は自転車専用道ではなく(日本とは違い自転車専用道が沢山あるのです)、わざと車道を走らせる区間もあるそうです。

これは、自転車が車道を走っている場合、ドライバーは速度を落とし、自転車とキケンな関係にならない様に意識する為の狙いが有るそうです。
(実際にこのケースで、事故は殆ど発生しないそうです)

 

今回の竹田津編集長の不慮の死は、
「残念ですね」「お悔やみ申し上げます」などだけではなく、

「道路を利用する全ての人たち」が意識する切欠にして欲しいと、ボクは考えます。

 

オートバイを愛し、最後にオートバイに乗って亡くなった、ジャーナリスト/竹田津さんの死を無駄にしてはいけない…と、ボクは思います。

 

 

今、改めて、
やはり公道での不慮の事故で亡くなった、世界的なプロライダー、
ノリック(故・阿部典史 選手)の言葉を思い出します。

史上最年少で全日本最高峰500ccクラスのチャンピオンを獲得し、世界選手権500ccクラスでも3回の優勝。
亡くなった年の2007年には、全日本選手権JSB1000クラスに参戦し、鈴鹿の8耐にも出場。 

世界の一線で活躍した彼は、不慮の事故で亡くなる丁度1ヶ月前、

立て続けにサーキットで亡くなった仲間を偲びつつも、事故の恐怖と格闘していました。

「日頃から危険は十分に承知しているし、走行にあたってはとにかく集中して、危険を避けるようにも心がけている」
「でも、奥野くんも沼田さんも日本のトップライダーだ」
「例え技術のある彼らのような選手でさえ、避けられないアクシデントもある」
「彼らほどのライダーがこんな目に遭うようなことなら、自分に降りかかっても絶対に避けられないだろう」

危険は未然に防ぐしかない。そのことを強く感じた

と、語っていました。

 

このノリックの心境や言葉は、今でもノリックのオフィシャルサイト内コラムで、読むことが出来ます。
http://www.norickabe.com/column/index.html 
(2007.09.06 の記事)

ノリック・オフィシャルサイト
http://www.norickabe.com/】  

 

 

改めて、オートバイを愛したジャーナリスト、竹田津敏信さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

一人一人が事故に遭わないように、
ノリックや、竹田津さんの不慮の死を教訓に、

ボクも『危険は未然に防ぐしかない!』を心がけたいと思います。

 

交通事故再現の、スケアードストレートのMCも務めさせて頂いているボクですが、
日本の道路交通事情が、欧米諸国の様に、早く先進国並みになるコトを願うばかりです。。。

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