大根と、小カブを収穫！

少しだけど、冬野菜の収穫！

この時期の区民農園はね、他の区画の皆さんは、プロさながら野菜の寒さ対策に、ビニールの覆いを掛けてあるのです。


よそん家の畑は、
大根、白菜、カブ、ほうれん草、小松菜、ミズナなどなど、
冬野菜が、青々と育っているのに、、、


ウチの畑のは、育ちが悪いねぇ。


大変遅ればせながら、ビニールの覆いを、ウチも真似てみました。




そんな作業をしていると、、、

「パパー！　カマキリがいるヨ！！」

ホントだ！！

季節外れのカマキリは、寒さのせいか殆ど動かない…。

「カマキリ、死んじゃうの？」

『ん～、どうかなぁ。寒いからなぁ～』

「お家に連れて行って、助けてあげたい！」

『どうかな？　ママが嫌がると思うよ』


直ぐさま、
「カマキリは止めて頂戴！」
「捨てて頂戴！」と、オカンムリの妻。



しかたなく、バケツに入れて、葉っぱの布団を掛けて上げる娘。

ビニールの覆いの作業中、
収穫した野菜を、畑の水道で洗って味見をしてみると、、、、、



『おっ！　このカブ、メチャクチャ甘いヨ！』
「ん～、ホントだねぇ」

「このはつか大根も、メチャクチャ美味いヨ！」
『ピクルスにしちゃの、モッタイナイかもヨ！』

『うわっ！　この大根、めちゃ辛いヨ！』
「先の方だからじゃないの？」



どれもコレも、メチャ美味い！

生でバリバリほおばると、ほんのり土の香りもしてくる…。

取れたてだからね！

無農薬野菜だから、葉っぱまでも食べられるヨ。





あれ？
娘は？？？


ビニールで覆われた、よその畑の前で、何かコソコソしているゾ！

『何してるの？』

「このビニールの中ならね、暖かいかなーと思って、カマキリを逃がしてあげたの！」

『コラ　やめなさい！　よそのウチの畑でしょ』

「もう、中に入ってっちゃったヨ！」


『ちゃんと、捕まえて頂戴！』

…と娘に言うものの、

ビニールの中はヤッパリ暖かなのか、ほうれん草やミズナが青々としていて、

カマキリの姿は既に見えない…



「逃げちゃったんだから、仕方ないんじゃないの？」

と、自分でやったクセに、生意気な口を叩く娘。







畑のオーナーの方には、申し訳ない気持ちと、、、

死ななければいいな！　と思う気持ちと、、、、



オレの中でも、２通りの気持ちがありました！




トコロで、
カマキリって、越冬するのかな？

撮影機材データ：リコー G600