警察車両の インディアンと、パンヘッド発見!
そう、1月13日の“スパブログ”の続きです。
銀座(正確には京橋3丁目 旧・京橋の上)で、スゴイ貴重な車両、発見しちゃいました!
(ホントはね、娘が「ピーポー君を見たい!」 と言うので連れて来たのですが…)
場所は警察博物館!
入り口にはピーポー君の他、子供も跨がってOK!の 白バイ“HONDA VFR 750P”(P=ポリス仕様の意味)が出迎えてくれ、
中に入ると思わず「おぉぉ!」と声が出てしまったバイクが…。
今から92年前のバイク・・・
[1917年製 米国製 インディアン]
1981年1月1日(大正7年)に、警視庁本部に3台。麹町・愛宕・上野署に1台づつ、警視庁の“赤バイ”として合計6台が配備。
大正7年って、オレのお婆ちゃんが生まれるぜんぜん前だよ!!
なぜ“赤バイ”という名称になったか・・・
それは、アメリカから購入したこの車両の色が単に“赤”だったから、一般的に“赤バイ”と呼ばれたそうな。。。
大正時代に、この赤は斬新だったのでは…?
ちなみに大正6年当時、都内の自動車登録数は、約1300台。
交通事故による負傷者は、約3600名(死亡者51名)という事だから、みんな運転が下手だったと言うか…。
今からは考えられない事故率だよね!
赤バイは、交通指導&取り締まりのため、活躍したそうです。。。
(大変申し訳ないのですが、なんでこんなトコロにピーポー君が…。)
こんなにスリムだけど、1000㏄のエンジン。
このレバーは、右手でガシャガシャ入れるクラッチ かなぁ?
タンクの上にあるスピードメーターは、マイル表示でした。。。
大正時代は殆どがデコボコ道だからね。無いからね! オフロードタイヤ。
…コレは、23インチ という意味なのだろうか…?
(そんなにデカかったかな?)
タンクと、ステップには“Indian”のロゴ。
フロント周り、特にライトが好きですねぇ。
(だから、ピーポー君…)
(昭和11年とあります。 モノクロだけど、この写真が赤バイとして残っている最後の写真だとか…。 警視庁本部の3台だと思われます)
この警察仕様インディアン。 警察仕様と言っても、サイレンスピーカー取り付け以外は、殆どノーマルのインディアンだったそうな。。。
警察で実際に使用された6台は現存しないそうで、
この車両はコレクターの方がアメリカから取り寄せた、警察が採用した物と全く同じモデルなのだそうです。
それにしても、92年前のバイクが、こんな良い状態、全て当時のオリジナルパーツのまま残っているなんて、スゴイよね!
ちなみに、白バイが発足した昭和11年8月1日。
それまで、この6台だけが“赤バイ”として活躍していたのかどうかは不明です…。
(説明してくれた警察OBの方も、昭和11年は、まだ生まれてないそうな…)
そしてコチラ…
パンヘッドのハーレーじゃん!!
1962年型 1200ccのパンヘッド(ハーレーダビッドソン)
東海道新幹線の開業式典や、東京オリンピックの開会式(ドチラも、スパッチは生まれてない!)でも使用された、という白バイならぬ、黒バイ。
昭和天皇、皇太后のお供、要人警護にも使用されたサイドカー付きのハーレー。
1973年(昭和48年)まで11年間活躍したそうです。。。
そしてコチラ、HONDA ゴールドウイングの白バイ。
この辺りのモデルになってくると、ポリス仕様にしてツーリングを楽しむお父さん方がたまーにいますよね!
「あれっ?」
ふと気が付けば、一緒に来たウチの家族は、とっくの昔に上の展示室へ…。
妻が
「ヘンなマニアの人家族と思われたら嫌だから、私たちと一緒にいないでよ!」 だって・・・・・・
だって幻の名車、インディアンがあったら、そりゃあ食いつくでしょ!
警察博物館、ちょっと見直しました!
狭い場所にギュウギュウに展示されているのがちょっと残念だけどね。
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昨年某バイク屋に居た時、インディアンがやってきましたよ。
クラッシック(過ぎる)レースにも出ているらしく、フィンが
欠けたりしてました。
で、一緒に走ってきたバイクが凄かったです。
『サンビーム』
名前しか知らなかった物が爆音と共にやって来まして、
S社長までカメラを担ぎ出す騒ぎでした。
で、来た理由。
インディアンに合うバッテリー無いか?だって。
バッテリーレス車が多いウチとしては、インディアンに
バッテリーが有る事自体驚きでしたね。
投稿: 速遅堕 | 2009年1月17日 (土) 17:16
ススス、スゴそうですね。
どこのエリアのバイク屋なんだ…?
後付のバッテリーなのかな? それとも最初から???
投稿: ☆スパ | 2009年1月18日 (日) 22:13